- 高田礼子
- 秋田支店キャリアコンサルタント


塾講師や地元企業で人事など総務関係の仕事をしてきました。でも、実感としての私の軌跡は、生まれ、生き通してきた秋田という地域社会から刻み出されるものと思うのです。
小学生の時、みんなと道端にサルビアの花壇を作ったことを覚えています。昭和36年、財政再建団体指定中の秋田県、貧乏のどん底で開いた秋田国体に全国から集まる人たちへの、せめてものおもてなしでした。県内1200余戸に県外選手、役員7000人が民泊。惜しみない交歓の中から誰からともなく「まごころ国体」という呼称が高まっていきました。改めて私自身も、人々の真摯な触れ合いが醸し出すぬくもりの中に身を置いていたことに、思い至ります。
このような経緯から思うことは、今のお仕事も「地域と人と触れ合いと」といった構図の中で進めることができるのではないでしょうか。もとより、私自身がその中にいる一員でもありますけれど。
来年また秋田国体が行われます。あの「まごころ国体」に集結した「人の力」をもよみがえらせなければならないでしょう。県内の企業や諸団体もそれに向けて動き出しており、職場開拓への起爆剤にもなるのではないかと考えています。
私どものプラザに集うご利用者の皆さま、人生最大の試練を乗り越えて懸命に歩を進めようとしていらっしゃる皆さまも、そうした動きの広がりに加わっていっていただけるようにお手伝いできればと願っている日々です。